キャラが濃い家族

実家に帰省して毎回思うことは
『私の家や親戚ってキャラ濃いなー』
ということ。
その中で案外静かに礼儀正しくしている我が子をみると
『つまんないなー』
と思ってしまう自分がいます。

例えば私の母。
彼女は自分軸で動いていて
『妻だから、母親だから』という役割で動いているようには見えません。
がさつだし、結構空気読まずにガツガツ周りの話に入っていくし
周りからの目を気にしていないし
そのせいで昔から私は恥ずかしかった経験何度もあるし
苦手なそうじは後回しで
でも、やりたいと思うことは60才になってもフットワーク軽く突き進んじゃう。
効率の良さやコスパなんて考えちゃいません。
もうその図々しさとか馴れ馴れしさとか鈍感力とか
行動力とか純粋さとか感動の域でございます。

そんな母方の祖母もまたまた元気。
絵に描いたようなお節介おばあちゃん。
おばあちゃんの漬物をオーバーに褒めたら
帰りに持たされて車の中臭くなるし
もうたくさんもらったからいらないと何度も遠慮しても
ほんとにポケットにまでお菓子を詰めてきて娘は苦笑してました

そして父方の祖父は
話しかけたらずーっとおしゃべりが止まらず
１を10のように話を盛る癖は相変わらずで
自慢話を交えながら熱く語っているので
私は久しぶりにモジモジしてしまうほど
トイレを我慢してしまいました。

　
いつも帰省先から家に帰るとき
夫と『今回もキャラ濃かったね』と話します。
結局インパクトに残るのは
礼儀正しくお利口さんで空気読む人よりもハチャメチャの人なんだなぁ
自分がなりたいか、なれるかは別としても
私は周りの目やちっちゃな事に
こだわってるな、気にしてるな、と
彼女達を見ていつも思わされます。

こんな家族をコンプレックスに思ってた時代もあったし
『まあいっか』が多すぎる実家は
ずっといるとストレス溜まるので一泊二日の滞在が限度。
実家に帰って頼るより自分で何とかしようと思って日々過ごしているのも事実なのですが
たまに帰って実家のハチャメチャ加減を見てると元気がでます
なんだかんだで一生懸命日々生きていて
何ともたくましくエネルギッシュで
突き進む強さをもらえます

お互い気持ちの良い距離感で付き合えるようになったのは大人になった特権。
私が実家に長居してしまうとあれこれ口出ししてしまって　
親も居心地悪くなってしまうし
ちょっと離れた所から
お互い頑張ろう！！って言えるくらいがちょうどいい
程よい距離感で実家の家族のステキなところをまだまだ見つけていけたらなと思います。

最後まで見ていただきありがとうございます。みなさま、ステキな今をお過ごしください☆

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