好きなことへの熱量

いわゆるオタク気質の人っていいなと思う
自分の得意分野を楽しそうに話すから
そのことに私が興味なくても話してる情熱がキラキラしてて好き
多分そう思えるのは
話してるオタクの方の人柄が出ているからそう思うのだと思うけど
自分が少し周りから
変わってる趣味と思われているのも分かった上で
その趣味を公言してる人とか最高にステキすぎる

私が史上最高に自意識過剰で周りの目が気になっていた高校時代、
演劇部の人たちを少し斜めから見ている自分がいた
(演劇部だった人ごめんなさい)
なんで学校の非常階段で放課後あんな大きい声で演技ができるのか正直理解できなかった
でも今考えるとうらやましかったのかもしれない
自分を解放できるほど熱中できるものがあることを羨ましく思ったのかもしれない
きっと彼女たちは自分の本当の好きなことを
私よりもいち早く見つけて楽しんでいたんだよなぁ

私はハマってるものは特にない
多興味無趣味と以前は思っていたが
小興味無趣味になってきている懸念がある
だからすごく羨ましい
大人になってもガンダム語れるとか
アイドルにハマるとか宝塚が好きとか
ブログでそれを熱く語るとか
もうその情熱がすごく素敵だ

夫は無口でシャイなので熱く語るタイプではない
こちらが話を振っても『ふーん、うーん』で返される
そんな夫でもラーメンと野球の話を振ると結構しゃべる
そこまで深く質問してないのに
細かく説明してくれる
無口な夫が情熱を込めて語るギャップがホントは素敵なはずなのに
いつもの無愛想な態度を思い出してしまい
『ほんとはそんなに話せる人だったんだね』などと
話を折ってしまう時がある可愛くない私。
他人だったら違う対応してるのにな
笑顔でどんどん会話広げてしまうのにな
やっぱり素直でい続けるって難しい
ほんとは熱く語る情熱、
いやじゃないんだけどな

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⤴名古屋に越してきて、夫が好きな中日ドラゴンズに子供は素直に一瞬で染まりました