今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

感情をひも解く作業

今日息子が陸上教室でけがをしてしまいまして。
といっても全然実は大したケガじゃなくて。
ある男の子の足が息子の目に当たって、まぶたがちょっと切れただけ

まあ、息子は謝ってくれる親子に対して
『わざとじゃないから許してるし大丈夫だよ』と言っていて
その後ふたりになったときに『本当に本心?』って聞いたら
『本当だよ』と言っていたのでよかったとは思いました。

でもですね、よくよく聞いてみると、
息子は血が出た時に『失明する!』と恐怖だったらしいのです。
息子はけがに対してすごい妄想をして
異常に恐がるところがあり、
そういえば以前プール教室に通っていた時に、
急にゴーグルから水が入ってくるときにも動じないためにも
水中でゴーグル外して目をぱちぱちする練習があったのですが
その時塩素の刺激で『目から血が出る~』と言って一人パニックになっていたことを思い出しました(笑)
とにかく、こんな息子は自分の想像力で、
周りが思う以上に怖かったはずなんですよね。
で、私思ったのです。
その子を許しているからって、その出来事の恐怖までも帳消しにされるわけではない
その子を許すことと痛くて怖かった気持ちは全く別物なのだ

だから、そのことを息子に伝え、その時感じた恐怖を家族に話してたくさん聞いてもらおうって提案しました。
娘に話すのはもちろん、単身赴任の主人にも電話で聞いてもらいました。
すると、あの時感じた恐怖がなくなったと言って
最初震えて元気がなかった声に張りが戻ってきました!!


そして私も実はこのけがで心が色々揺さぶられたのでそれを整理をしてみました。
まず、息子のけがを見て必要以上に『大変なことだ』と思ってしまったのは
本能的に『子供を守る』という部分に触れたので
当たり前の感情だったと思います。
あと、目の周りで一番目立つ部分でインパクトが大きいっていうのもあります。
同じ傷でも目立たない場所ならきっとここまで
動揺しなかったはずです。

あともうひとつ。
正直先生の口から聞いたわけじゃなく、息子が帰り際に私の顔を見るなり泣き出して話を知り、
私がそのあと先生に尋ねて詳細が分かった経緯があるので
ちょっと不信感を抱いてモヤモヤして旦那に愚痴を言ってしまったのですが、
それは先生に対する理想対応を求めている自分がいるんだなと分かりました。
その感情は手放すか、先生に素直に『こうしてほしかったです』と伝えるかの二択です。
今となっては先生に何かを言うのはもうめんどくさいので
私の期待を手放すことで解決しました。
だって先生に色々お世話になっている部分は大きいです。
それでもまだモヤモヤ消えなかったら来週言おうと思います。
それが私の誠実のカタチだということです。


感情ってとても複雑に織りなっているんだなと思います。
そして簡単に絡まってしまうんだな、とも感じます。
それは自分自身も含め、気づかない形でトラウマとなったり
全部相手のせいにしたり、感情のクセとなったりしているのかな

絡まっている感情をひも解いていって
ひとつひとつ整理していくことは
結構めんどくさい作業だけれども
家のモノを整理整頓するのと同じように
感情もきちんと確認して把握して認知してあげることは
とても大切だと思いました。
ごちゃごちゃにして何が何だか分からなくなってしまう前に・・・




最後まで読んでいただいてありがとうございます。
素敵な今をお過ごしください☆☆☆