今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

こどもはがんばっている

こんにちは!!
みなさま素敵な今をお過ごしですか??
明日でついにGWですね~♪♪
10連休の予定の入っていない日を
どう楽しく過ごせるか
子どもたちとも計画中の我が家です。




さてさて、昨日はですね
学校の授業参観がありまして。
小学校3年生になる娘と1年生の息子の授業を参観してきましたっっ


いやー、かわいいですね
一年生なりたての子供たちは♡♡
自己紹介をみんなの前でするという授業内容だったのですが
立派に堂々と話せちゃう子
恥ずかしがっちゃう子
もうみーんな可愛くて
ずっとニヤニヤしている怪しい保護者になってしまいましたよ
どんな姿もどんな発言もみんなOK
みんな頑張れー
先生も保護者もきっと温かい気持ちで
子どもたちを見守ってような雰囲気でした
息子の発表を見終わったあと
3年生のクラスに移動。
娘も楽しく張り切って授業してるかしら♪♪
しかーししかーし
三年生のクラスに行ったら何だか全然雰囲気が違う
クラス編成の関係でひとクラス
40人にもなっている娘の学年
40人の生徒がぎゅうぎゅうに教室に詰められて
先生の話を一方的に聞くという受け身の授業
一部の生徒だけが手を挙げるだけで
あとはノートに書き写す45分間の算数の授業


先生ごめんなさい
先生の授業のやり方を否定しているわけじゃ
決してないのです
でも私の本音を言いますと
『こんな受け身だけの45分間の授業、面白いか?!』



案の定?
娘は先生の話を聞いている姿勢はありますが
手を挙げたりしませんし、
意思とは関係なしにあくびを何度もしていました。
でも私が思ったことは
あくびを何度もしながらも
授業をきちんと聞く姿勢をとっている娘よ
頑張っているな
です。



教室がパンパンになるほどの人数で
45分間ずっと授業を同じ姿勢で聞いていて
ちょっと自信がないから手を挙げないでおくと
勝手に自信のある子達が手を挙げるから
自分は無理して発表する必要なんてない。
だって自信がないんだもの
もし手を挙げて間違っていたら
手を挙げた勇気を褒められるわけじゃなく
はっきり先生に
『違います』って言われちゃうし
そんなリスクを払ってまで発表なんてしたくない
授業はしっかり聞いているのだもの
ちょっとわからなくたって、
45分は待っていれば終わるし。
先生だって、私のちょっとしたつまづき
気づくことはないと思う。
だって、40人もいるもの
私は和を乱すことはしないから、
周りにも迷惑はかけていないし大丈夫




娘の姿を見ながら、
私の妄想が止まりません
もしかしたら
娘はそう思っていないかもしれません
でも、私は、なんだか
この40人に一人の先生しか付かない
学校教育の体制に改めてショックでした
受け身の授業体制にショックでした
この状況で生き生きとできるのは
算数好きな子か
自分に自信のある子くらいじゃないかしら
そしてとっても残念なことに気が付きました
学年があがるにつれて
『正解』『間違い』の線引きが
はっきりと太く引かれてくるということ

低学年のうちは
『失敗は成功のもと』という気持ちを
持ち続けていられたとしても
徐々に学年が上がるにつれて
『正解したら快感』
『失敗したら恥ずかしい』という状況の授業に
なりやすいのではないかと感じました

これは先生の力量の問題だけでなく
先生として40人をまとめるのでも大変なのだから
どうしても言葉で
『正解・不正解』をジャッジしてしまう授業に
なるのも自然だと思っています。




1年生の授業を見て、
ほのぼのしていてみんなが発表できる
みんなが輝ける授業を見た後だからこそ
感じてしまった3年生の授業
みんなが輝ける、みんなが楽しめる授業って、学校って
どうしていったらいいんだろう


どうかどうかこの画一的な授業が
一部の授業のときだけでありますように
どうかどうか工作や体育や国語の時間の時は
自由で個性的な授業が行われていますように
どうかどうか休み時間は楽しい自由な時間を過ごせますように
どうかどうかおいしい給食をお友達と楽しく食べられますように



子供たちは、絶対に頑張っている!!
私は本当にそう思いました
だから授業が終わった後
あくびばっかりしていた娘に
一度も手を挙げなかった娘に
何のカラーもこの授業で出さなかった娘に
『よく頑張ったね』
と声を掛けました
娘は『??』という表情をしていましたがね



授業後、廊下であるお母さんが子供に
『よそ見ばっかりしてたでしょ』と
ダメ出しをしていました
うん、そのお母さんの気持ちわかる
そう思ってしまう感情になる私の時もあるから。
だけど、子供目線に立ってみると
そんなこと、言えなくなるよ
私はそのお母さんに心の中でこんなメッセージを
送ったのでした。



学校を変えることなんてできない
じゃ今すぐできることって何だろう

そうだ!!
家に帰ってきたら子供たちに
自由な創造的な時間を確保してあげよう

子どもたちが好きなことができる時間を
絵を思う存分描かせる時間を確保してあげよう
環境を作ってあげよう
きっと創造は学校の画一的な授業なんて
吹き飛ばすくらい
パワーを持っていると思うから


f:id:naonanone:20190426100416j:plain





最後まで読んでいただきありがとうございました
みなさま素敵な今をおすごしください☆☆☆