今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

1月17日に思うこと


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今日は阪神淡路島大震災の日
我が家は転勤族のため今は名古屋に住んでいますが
その前は神戸に住んでいました
以前我が家が住んでいた場所は
阪神淡路大震災の被害を受けた場所のひとつ






1月17日になると
近くの公園には献花台が設置され、
黙祷のサイレンがなり、
いつもの街と少しだけ様子が変わります
冬の灰色の曇り空と
寒さと献花台と
黒の服を身にまとった人たち
引っ越ししてきた1年目のその日
初めてその光景を見たとき
正直、明らかに自分との温度差を感じました







私は千葉生まれで親戚も兵庫県にはいません
子供の頃テレビの中でしか知らない
もう遠い記憶となったあの震災の影が
時を超えて自分の目の前に現れ
そんな過去を持つ場所に私は越してきたのだなと実感しました







子供たちが通っていた幼稚園に、
受け持っていた園児を亡くしてしまった先生がいて
地震当日の様子を在園児と保護者に話してくれました
当日どのような状況だったのか
親になった身でその話を聞くと
胸が締め付けられました







娘が1年間通った小学校も生徒や先生が何人か亡くなっていて
犠牲者になった当時1年生の子が育てていた朝顔の種を
代々新しい1年生が受け継いで育てていましたし
17日は祈りの日として
そこから震災の恐さや命の大切さを学ぶ特別なカリキュラムが組まれていました
 

校舎には亡くなった生徒達の展示品が飾られ、
その中にお母さんと同じ名前の女の子がいたよ、と
娘が教えてくれました
その同じ名前の女の子は
生きていたら私と同級生の子でした







私たち家族4人は阪神淡路大震災
東日本大震災もその他の大きな災害も経験していません
だから、何も分かったようなことは言えないのですが
転勤族として縁あって住んだ(これから住むかも知れない)その土地で
過去あったことを感じ、忘れず、
自分達の中に生かしていかなくちゃと思っています。







今は名古屋に住んでいますが
引っ越しの時の不動産会社から
諸々の書類と一緒に災害の備えの準備リストの紙をもらいましたし
幼稚園こ転園手続きの時にもらった書類の中にも
災害時、園で泊まることを想定しての食料や衣服などの備品をパッキングして持ってくるよう書かれてありました。
名古屋なのか、それとも園の方針なのかは分かりませんが
やっぱり東海は地震が来る危機感を持って過ごさなきゃいけないんだなと
引っ越し早々ピリッとした気持ちになった
のを思い出します






楽観主義の私なので
万が一を考えるのが苦手なのですが
災害の時にどうするか、何を準備するべきなのか
今まで5割くらいで適当に詰め込んでいた災害リュックの中身も
家族が別々に外出していた時のシミュレーションなども
きちんと向き合って考えなきゃと思っています。






いつも持ち歩いているポーチの中は
0次の備え(災害の時のためにいつも持
ち歩いてたほうがいい備え)としての準備をしてありますが、甘かったなーと思い今回見直しました
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中身は
充電器、飴、お金、ティッシュ、ハンカチ、マスク、カイロ、ゴミ袋、安全ピン、絆創膏、生理用品、ペン型ハサミ、簡易トイレ、ウェットティッシュ、紙、ペン、ライト付きホイッスルです
プラス飲み物(水)もマストです





思い立った時に集中して準備すること
楽観主義者と自分で分かっているからこそ
意識して逃げずにシミュレーションしなきゃなと思います







最後まで見ていただきありがとうございます。みなさま、ステキな今をお過ごしください☆
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