今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

学校に行かなくなる可能性を受け入れる

学校自粛になる前から定期的に仮病を使って休んでいた息子。
そのたびに私は
『本当にお腹が痛いの?』と聞いてしまっていた。
息子は
『僕のことを信じてくれないんだね。それなら無理していくよ』と言うめんどくさいやり取りをしてというのが何度もあった。



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昨日も息子は学校を休んだ。
しかし昨日は違った。
『お母さん、今日ぼく学校どうしても行きたくない。勉強を家でするから!』とはっきり言われた。
私はその潔い言葉に『いいよ』とだけ言えた

なぜ学校に行きたくないのかを聞いてみると
すると、一番の理由は
『無駄な時間が多い』
先生がプリントを職員室に取りに行っている時間、
授業でみんなが問題を解き終わるまで待っている時間、
何度も同じことを繰り返している時間、

正直今回の先生は要領が去年の先生に比べて悪いところがあり、
それも理由としてあるみたい(笑)
でもその先生がいい悪いではなく、
それをきっかけにして
『あれ?これもそれも無駄じゃない?変じゃない?』と思うことがたくさん出てきた様子。

勉強に対しても
息子『それぞれ好きなレベルで勉強すればいいのに。やりたい子はどんどん新しい単元に行って、苦手な子は何度も同じことやればいいのに。』
・・・本当、本当にその通りなんですよ。
気づいちゃいましたね(笑)

そうは言っても学校に行ってもらった方が今の私は正直楽なので
学校での無駄な時間をどう過ごすかを考えてみた。
すると答えは娘の苦手な算数の授業態度にあった(笑)

それは、
『意識を飛ばす』こと。
嫌なものから意識を飛ばす、好きなことに意識を飛ばす
その場には存在するけれども楽しい想像の世界に脳を飛ばせるという作戦。
まさか娘の算数の授業の逃避行の技がここで生かされるなんて!!!
息子はゲームが好きなのでそれを考えるように提案。
無駄な待ち時間があったら『ラッキー』としようと説明する。
とりあえずこの作戦で少し乗り切って頂きたい。


息子の理想を聞くと
算数と国語は自分でできるから行かなくて
音楽と図工のある日、給食がおいしそうな日は行きたいらしい


なるほど、そうやって自分で好きなものをカスタマイズして学校に行くというのも面白いね。
そうなるかもしれない心構えしておかなきゃなと思った。


あとはおひるごはん問題。
学校休む日は納豆と卵と常備してる野菜のみで食べてもらう約束をした。
最近息子はお肉を食べたがらないしちょうどいいわ。
目玉焼きはひとりで作れるので自分でやってもらうことにする。
学校休む日はいつもこれ。
このメニュー。
わたくし、頑張りません。


学校教育に憂いてああしてほしいとかの問題を云々言うより、
我慢できなければ自分で抜け道を探しだせばいいのだ。
とはいっても親として、
それなりの常識を持って生きてきた私にとって
その勇気はまだまだ
とてつもなく小さいもので。
そして今朝学校に行ってくれてほっとしている自分がいるのは
紛れもない事実である。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
すてきな今をお過ごしください☆☆☆