今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

言葉のシャワー


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皆様こんにちは~!!




みなさんは毎日自分自身に、または周りの家族や友人、仕事での関わり合いのある人たちとしゃべっている会話
これ、意識的にコントロールしてみたらどうなるだろうと思いませんか?
意識的に素敵な言葉のシャワーを浴びせるのです。
(気持ちが入っているかどうかは関係ありません)
私、子供二人が小学生になって朝7時半からまあまあ暇なもんで、
こんなアイディアと妄想が発展し、
実際に人体実験(家族に対して)をしてみようと1か月前から楽しんでいる毎日です(笑)



では、この実験の被験者は・・・・
小学生3年生の娘と一年生になった息子でございます!!
ちなみになぜ対象として夫が漏れたかといいますと、
もう49歳の中年おじさんは心がまあまあ頑なになっていてるということ、
そして、関わる時間帯が比較的少ないので
結果が出づらいのではということで今回は対象外となりました。



では、具体的にどんな言葉を言ったかといいますと
基本的に『天才』と言いまくります。

この言葉を選んだ理由は、どんな言葉が最強かと考えた結果です。
『えらい』『すごい』『尊敬する』・・・どんな誉め言葉を並べても、
やっぱり一番てっぺん突き抜ける言葉は
『天才』だと思います。

天才という言葉と比べると、どんな誉め言葉も霞んで見えませんか!?!?
そしてあとは天才というフレーズをびっくりするくらい乱用します
例えば『〇〇、あなた今日時間通りに起きれて天才じゃない!!』
『え?!もうそんな漢字知ってるの?どういうこと?!天才過ぎる、すごすぎる』
『人参嫌いなのに食べてる~、文句言いながらも食べられてる~、やっぱり天才、私の想像を超える天才』
ずっと言い続けていると、私も楽しくなってきて、天才とつけられる彼らの行動を見つけ、
どれだけ調子に乗せられるかが楽しくなってきてしまい、
『友達のこと思ってそんな優しい行動したの?!もう、思いやりの天才だね、もう、神だね、神!ヨッ!思やり神様~!お願いしま~す!!握手して下さ~い』
と言って、笑いながら逃げ惑う子供を握手を求めて追いかける私というバカ天才親子の図が出来上がったりしました



これ、馬鹿みたいに思いますよね、
うちの旦那、すごい呆れていました。
そんな思ってもいない口から出まかせの言葉並べて・・・みたいな。
でもですね、すごく効果があったのです。
まず、私。
子どもの悪いところも許せる自分のゆとりが出ました。



例えば、もちろん子供だって失敗します。
牛乳や水などをテーブルにこぼしたとき、
何となく今までは私の気持ちが油断しているとわざとじゃないと分かっているのに『もう~、ちゃんと見て食べて!』みたいなコメント言ってしまっていました。
だけど、天才というフレーズを私が使いたいという気持ちになっているので、自然と『天才』と言える言葉選びを自分がしているのです
『自分で自分の後始末ができてさすがだね、天才!』



そして、こどもはもちろん効果がありますよ。
なんなら初日で効果が出ました。
どちらかというと自分に対してシビアなジャッジをする息子でさえ、
『天才』フレーズにイチコロでした。
息子は周りから見たら要領よくできているようなタイプに見えるのですが、
自分に自信がなくて
結構、『僕なんて』とか言っちゃうタイプなんですよ。


調子に乗らせるのは難しいと思っていたけれど、
天才というフレーズは私の想像を超えるパワーを持っていました。
ちなみにすぐに調子に乗っちゃう娘は言わずもがなです(笑)
あれだけ掛け算で苦戦して、
『算数大嫌い』と言っていた娘が、
『割り算かんたんすぎ~。掛け算覚えてればいいだけじゃん』と調子に乗っています
そんな時はすかさず『やっぱり三年生になってから違うよね、天才!』



でも、実は娘は計算の答えを導くのに時間がかかってしまうときあるのです。
しかも、たまに7の段あいまいになってるときあるんですよ
だから親として内心『もっと早く答えるようになれよ』『おいおい、実は7の段忘れかけてませんか?』みたいな部分もあるのですが、
そんな言葉よりも私も『天才』と言いたい中毒にかかっているので、
ストレスなくこどもをほめることができます。
この言葉がけで娘が算数得意になるとは断言できませんが、
私が約三年間積み重ねた言葉がけで作り上げてしまった娘の算数苦手意識を
天才のひとことで相殺されてしまったように思います。
きっと、娘は、もし算数で少し躓いても
『私、三年生になってから算数得意になったし』と自己暗示にかかって、
苦手意識はさほど持たなくなるのではないかなと思えます。




言葉ってすごい、言葉がひとを変えてしまうのですね。
しかも即効性がある!!
しかも言うほうもポジティブな言葉だからストレスなく言える!!
しかし、我が家には頑なに心が固まっている、どちらかというとあまのじゃく、
全然調子に乗らない夫という存在がいます、最強ボスキャラです
彼をくすぐる言葉はきっと『天才』ではないはず・・・わざとらしさは警戒心を生み、逆効果を生み出す可能性がある・・・
う~ん、そうだな・・・さりげなさを、わざとらしくないことばを・・・


『実はすごいよね』『実はできるよね』『実は紳士だよね』『実は優しいよね』・・・これはどうかしら!?
いけるかしら!?
実験はチャレンジあるのみです
旦那に対しては『実はあなたって○○(誉め言葉)だよね』の人体実験を開始してみたいと思います。



あ、そうそう、ちなみに子供が相当機嫌が悪いときに
「天才!」と言っても効果はありませんでした(笑)
そして、私がぜんっぜん気持ちが乗っていないときの
「天才!」の言葉も響きませんでした。
まあ当たり前だけど、言えばいいってもんじゃないんだな・・・



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みなさま、最後まで読んでいただきありがとうございます
今日も素敵な今をおすごしください☆☆☆