今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

夫の固さから見えてきたもの

夫が週末帰ってくるとピリピリしている
ピリピリというか、カチカチというか『固い』のである
それは受け答えや考え方が固いというか
柔らかく状況をつかもうとする余裕がないというか
私の無意識に言ってしまうそっけないひとことに
(私が固いものをなげてしまうと)
ちょっと機嫌をそこねるのである
(割れるような壁になってしまう主人)
何にピリピリしているのかというと、
一言でいうと平日で溜まった疲れに染まっているためである
こんな彼に最初は理解できなかった私だけど
最近対策を編み出せた!?

演技入っててもいいから彼が帰宅した時に
「お帰り~(待ってたよ感を出す)」
と頑張って声をワントーンあげて
頑張って笑顔を見せる(笑)

そうすると、まずひとつめの固さがぽろっととれる感覚が!!
次に、無口な旦那の様子を伺いながら
平日にあった子供のエピソードを話す
このエピソードは基本明るいものであること
何なら笑えるネタであるのならもう満点
そしたら大体彼に柔らかさが出てくるのである
ここまでくればあとは簡単
ビール飲ませてごはん食べさせれば
楽勝である


一緒に毎日暮らしていたら気づかなかった
彼が日常生活で背負ってきている固いもの
2か月前から始まった週末単身赴任生活で
平日離れている分週末会ったときに
感じるようになったのだと思う
ぶっきらぼうで嬉しいときほど口角さげちゃうような素直ではない彼は
余計かっちこちになっちゃうのだろうな


私はかっちこちになった彼がだんだん柔らかくなっていく過程を見るのが楽しい
楽しいというか、実験感覚で興味深い
私はオーラだのエネルギーだのは見えない
見えないけれど確実に感じる
確実に変化していく
しかも案外短時間で
氷が溶けていくように、
青の液体が赤に変わるように


人は安心して、安らげて、笑えることが大切なのだ


私は彼が帰ってくる日はなるべく
私が固くなっていないかどうか
セルフチェックしている
そして、自分の気持ちを整え、甘やかす
本を読んだりぼーっとしたり家事の手を抜いたりして
私の余裕の隙間を作っておく
彼が帰ってきたときに笑顔を作る心構え(?)をしておく
反応のない、時に暗い雰囲気を持って帰ってくる彼に
イライラしない心を作っておく


言っておくと決して私はよき妻ではない
自分で言って悲しくなるけど
夫の大変さとか分かろうとしてあげない所とか
3歩下がってなんて絶対にできない
だから
これは帰ってくる主人のためにするのではなく
帰ってくる主人と私が反発しあって
余計な負のエネルギーを私が使いたくないため。
確実に自己中心的な考えの中で生まれたやり方である
我が家は決して亭主関白ではない
確実に私のほうが強い(笑)
私はいつまでも家族の中では
強くて自己中心的であるのだ


最近いつも大切にしたいと思うのは
自分の心の状態
私が整えば家族が整う
最初に整えるのは私
私は本当に、自己中心的である
そして犠牲精神ではなく
自己中心的になれている自分が
実はとっても好きなのだと思う




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最後まで読んでいただきありがとうございます
みなさま、素敵な今をお過ごしください☆☆☆