今を重ねる

14歳年上の夫と8歳・6歳の子供たちとの今を楽しむ暮らし

自己犠牲という価値観~天気の子から学ぶ~

先週末、土日二日とも雨だったため、
アマゾンプライムで『天気の子』を家族で観た


小4の娘は泣いていた。
『すごく感動した。また観たい』と。
私も軽やかな涙を流した。
胸が熱くなった。
正しさやルールや社会上での立場を超えた
心の底から沸き上がる人の『想い』に
胸を打たれた。

あらすじとしては、
離島から東京へ家出してきた少年・帆高は、
念じるだけで晴れをもたらすことのできる不思議な能力を持つ少女・陽菜と出会う。
生活費の必要な二人は陽菜の能力をビジネスとして活用する方法を思いつく。
多くの人に喜ばれ、陽菜も自分の使命をやりがいとして見出していくのだけれど、
その不思議な能力を使い続けることで陽菜の運命は大きく変わってしまうことに・・・。


まだ観ていない人のために詳しく言えないのが残念なのだけど、
もし、読者の方の中に自己犠牲の価値観がある人は観てほしい。
キーワードは
誰かの犠牲の上に成り立つ幸福

自己犠牲というワードは我が家では割と良く出る。
というのも、息子は自己犠牲に美徳?を感じているよう。
まあ、『あなたがお先にどうぞ』の精神なのだが、
行き過ぎてバランスを崩すと
自分を苦しめるパターンに陥る。
やはりバランス。
自分が満たされていないと自分の心身を削ってしまうのだ。


誰かの犠牲のために成り立つ幸福があるとするならば
本当にそれは美しいと言ってもいいものなのか



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う~ン、最近はあえて難しく考えることは止めているので
悶々と考えるのはこれくらいにして。
とにかく、
こういう映画を家族みんなで観れて
家族の反応それぞれ見れて
改めて人の気持ちは十人十色だなと。
そう、みんなちがってみんないいのです。
昔は自分の価値観と同じ人と一緒にいたいと思っていたけれど、
自由な発想、自由な価値観っていいね~(軽ッ)
ちなみに旦那の感想は・・・
途中で寝てたので感想もなにもないとのこと(笑)
もちろん娘は『え~、寝てたの?!』と驚いていたけれど
いつもの父の姿を知っているのであまり落胆せず。
旦那、やっぱり自分軸ぶれてないですね~
家族みんなで観ようと懇願する娘の気持ちを踏みにじってまでも
自分の気持ちと睡魔を優先させるとは。
さすがあんただよ・・・



最後まで見てくださってありがとうございます
素敵な今をお過ごしください☆☆☆